TwilioでAmazon Pollyが使えるようになったので早速試した
- TwilioではTwiMLのSay動詞を使って通話相手に対するTTS(Text To Speech)を手軽に実行できる
- 日本語も読み上げてくれるがかなり棒読みなので実運用で使うには厳しさがある
- そのため読み上げ品質を妥協できない場合は他サービスの音声合成APIなどを使って独自に音声読み上げを実現するケースも多かった
- 先日のTwilioBlogによるとSay動詞が利用するTTSプロバイダとしてAmazon Pollyが選択可能になったらしい
やってみよう
TTSプロバイダをAmazon Pollyに変更する
- Twilioコンソールにログイン
- https://jp.twilio.com/console/voice/twiml/text-to-speech を開く
YOUR DEFAULT PROVIDORをAmazon Pollyに設定
間もなく変更が完了する
なお、Amazon Pollyにプロバイダを変更すると100文字読み上げあたり0.0008ドルのコストが発生することには注意(デフォルトは無料)。
Sayで音声を流してみる
こんな感じの音声を流してみた
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <Response> <Say language="ja-JP">お電話ありがとうございます。現在、電話に対応できるオペレーターがおりません。恐れ入りますが、改めてお掛け直しください。</Say> </Response>
Before(Pollyじゃない方)
おかけなお⤴しください
after(Pollyの方)
棒読み感はまだありますが明らかにPollyの方がいいですね。
個人的にはとりあえずPollyに変更しとこうかなと思いました。 記事によるとPollyのSSMLもSay動詞内に書けるようなので、色々調整はできそうです。